境港市議会 2020-03-19 令和 2年 3月定例会(第5号 3月19日)
さらに、前述の「省令案」には、具体的な用途の制限や放射能濃度の基準、どのような対策・方法で住民の健康や生活環境が守られるかが記載されていない。また、再利用(処分)実施者や管理者の責任、情報の公開、自治体の権限等も示されておらず、膨大な除染土が知らない間に全国各地で再利用されかねない。問題が生じても責任を問うことができないことも懸念される。
さらに、前述の「省令案」には、具体的な用途の制限や放射能濃度の基準、どのような対策・方法で住民の健康や生活環境が守られるかが記載されていない。また、再利用(処分)実施者や管理者の責任、情報の公開、自治体の権限等も示されておらず、膨大な除染土が知らない間に全国各地で再利用されかねない。問題が生じても責任を問うことができないことも懸念される。
2点目の瓦れきの放射線量の調査についてでございますが、一次仮置き場では廃棄物の種類ごとに放射能濃度のサンプル測定が行われており、二次仮置き場については、広域処理のために排出されるコンテナすべての放射線量が計測されております。
具体的には、被災地からの運搬方法をどうするのかとか、あるいは受け入れる際の受け入れ物の放射能濃度の基準をどういうふうに設定するのか、それから最終処分する場合の、今国の方は8,000ベクレルと言ってますし、関西広域連合は2,000ベクレルというふうに言っておられるわけですけども、その辺の放射能濃度のまず基準をどういうふうに設定するのか、あるいは埋め立て方法だとか、放射能の測定のやり方だとか、そういったものを
○(松下環境政策局長) 島田市周辺の松葉、あるいは小学校のグラウンドからのセシウムの検出についてでございますが、島田市の試験溶融の結果でございますが、排ガスの放射能濃度は不検出でございました。これは東京都、山形県、秋田県も同様でございまして、バグフィルターの性能が福島県内の焼却施設で実証されていることからも、災害廃棄物の焼却によるものとは考えにくいと思っております。
そして安全性につきましては、災害廃棄物を受け入れる前には、もちろん試験焼却を実施して安全を確認しますほか、国において広域処理に関する基準が定められておりますけれども、搬出側である被災地では、一次仮置き場、あるいは二次仮置き場におきまして、放射能濃度の測定などがきちんと実施されているかどうかといったことを確認いたします。